Excel 2007が発売されてから1年以上経過しました。従来のユーザーインタフェースが大幅に変わったこともあり、まだExcel 2003あるいはそれ以前のバージョンのまま、Excel 2007は使う機会がない・・という方も多いと思います。
新旧のExcelを並行して使ってみると、2007ならではの良い点というのを強く感じることがあります。その中の一つが、セルに設定できる色の豊富さです。Excel 2007では最大1600万色の色が使えるようになったため、微妙な色合いをセルの塗りつぶし色に設定することができます(図1)。特に、ビジネス文書などでは、あまり華美な色合いは避けたいということもあり、淡い色調が自由に設定できることは大きな利点の一つです。
Excel 2003では、セルの塗りつぶし色に一度に設定できるのは56色で、淡い色調のものは限られています。Excel 2007のように微妙なトーンの色を設定したい・・という方のために、今回は少々強引な方法ではありますが、オートシェイプを使い、できるだけ簡単にセルに色をつけるプログラムをご紹介したいと思います。
まずはこれから作成するプログラムのイメージを確認しておきましょう。プログラムを実行すると、専用のユーザーフォームが表示されます(図2)。フォームには、塗りつぶす色を指定するボタンが並んでいますので、このボタンをクリックすればアクティブセルが指定した色に変化します(図3)。もちろん、実際にセルの塗りつぶし色を変更したわけではなく、セルにぴったりのサイズのオートシェイプを重ねて色がついたように見せているのです。
このフォームの特徴は、フォームを表示したままワークシートのセルを選択できる点です。表のあちこちに色を設定したいときには、フォームをずっと表示させたまま作業を続けることが可能です。
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