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96:今年の新入社員に向けてのメッセージ

2008年4月21日 page:2/2前へ

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 「とにかく、とことんコミュニケーションをとってください」


 「カヤックには、コミュニケーションをとった方が勝ちという文化があります。だから、疑問に思ったこともがんがん上司や先輩にぶつけることを推奨しています。それによって指摘された僕らが成長することにもなりますからね・・・・」

 この先は、詳しくは、以前の記事で書いたのでここでは割愛します。

 そして、新入社員には厳しい話ばかりではこれから先不安になることもあるかなと、少し前向きな話、楽しくなる話をしようと思い、カヤックのキャッチコピーが「面白法人」たる所以を話すことにします。


 「面白法人というコピーは、面白いことをしようという意味ももちろんありますが、自分達自信が面白がって仕事をしようという意味が込められているのです。だから、僕らは創業時にこう宣言しました。社員のみんながつまらなそうに、楽しくなさそうに働くような組織になってしまったら、さっさと解散だと。だから、どうぞ楽しく楽しく働いてください。ちなみに、カヤックの半年に一度の人事評価査定シートの一番最初の質問は、『あなたは楽しく働けていますか?』です」


 「僕らには楽しく働く責任があると思っています。だってそうでしょう。誰だって楽しそうに働いている大人になりたいし、楽しそうに働いている人と一緒に働きたいですよね。辛そうに働いていると辛さは伝播しますから。楽しそうに働いていると楽しさを伝播させることができます。それはすなわち、楽しく働いているというだけで、世の中をよくしているし、世の中に与えているものが多いということ。だから、新入社員のみんなには、楽しく働けているかを常に自分に問いかけて欲しいと思います」


 「本当に自分はこの仲間と一緒にすることが楽しいのか?
そしてどうやったら楽しくなるのか? 」


 「楽しみたいのだけど、どうしても自分でどうにもならないときは、先輩や上司にも誠実に相談するといいと思います。一緒になって考えます。僕らも君らがカヤックでは楽しめないのではないかと感じてしまったときは、厳しいようですがそういいます。誠実にいいます。思ったことを素直に言うと、そのときは、お互いムカツクときもあるし、傷つけあうこともある。でも正直に伝えた気持ちというのは、必ず腑に落ちます。後になって考えると「あのときは素直に受けいれられなかったけど、言っていたことはもっともだったよなぁ」と腑に落ちる。腑に落ちたコミュニケーションをとりあった人同士の関係というのはなくなりません。ずっと続く関係になります。きっと今こうして会社に入ったからにはカヤックとの関係は何らかあるわけです。だから、その関係をなくしてしまうのは勿体ない。辞めるにしても、それをちゃんと生かして、得るものを得るようにしていってください」


 「そもそも世の中には、楽しくないのに働いている人が多すぎると思います。だから楽しくない会社ができてしまう。世の中に良い会社が少ないのは、そういう会社をつくった人も悪いし、そういう会社にい続ける人も悪いんですよね・・・」

 と、楽しい話をしようとしたはずなのに、やっぱり身の引き締まる話をしてしまいます。
 そして、ほかの社員にむかってこう話します。


 「どうぞ、皆さん。この新入社員たちに、この会社にいてよかったと思える経験をさせてあげてください。そのために、厳しく暖かくぶつかってあげてください」

 厳しい話が多いという指摘も受けまして、ほかの代表2人には少しあまーい飴を発信してもらおうかなと考えまして、パスを投げたところ、おいおい、と突っ込みを入れたくなるような、これまた厳しいメッセージを発する始末。

例えば・・・

 久場:『プライベートの中には得るもの何もありません。と新卒にはあえてそう言い切ります。正直、20代前半の人のレベルなんて高が知れてます。だから会社に、仕事にフルコミットしろと。仕事で得たことは、プライベート、恋愛にも、未来の家庭にも役立ちます。・・・・・

 貝畑:『会社や社会が自分に優先的に働きかけてくれる、なんてことないでしょう。社会が組織が、何もない新人を優先して動いてくれるわけはないんです。ならどうするか。先人のように十分なスキルと発言力を持ち、自分でムーブメントを起こすしかないでしょう・・・・

・・・、かくして飴は一切なく、鞭ばかりを容赦なく浴びせられて入社式は無事終了しました。

 厳しく楽しい社会に踏み出した新入社員のみなさん、どうぞがんばってください!

以前の記事


(柳澤大輔=面白法人カヤック代表)
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

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