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2012年2月14日

レーザー光がキーを描く! 新感覚のキーボード

渡貫 幹彦=日経PCビギナーズ

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出典:日経PCビギナーズ 2012年3月号(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 スマートフォンでの文字入力に困っていませんか? 例えば、一般の携帯電話と同じソフトキーボードを画面に表示しても、いわゆる“フリック入力[注]”に慣れていないと、指をどちらにスライドしたらいいのか瞬時に判断できず、イライラしますよね。とはいえ、ローマ字入力に使うアルファベットのソフトキーボードは、各キーが小さいので、こちらも思うようなスピードで入力できません。

写真/ヒロタコウキ

 ファストフード店などで休憩しながら長文のメールなどを入力するなら、携帯型のキーボードが重宝します。ここで紹介する「マジックキューブ」もそんな携帯型キーボードの一つですが、マジックキューブ自体はキーボードではありません。写真をご覧になればわかる通り、マジックキューブから照射されたレーザー光が机の上にキーボードを描くのです。描かれたキーを叩いて文字を入力するわけです。「ただの面白グッズなのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、これがなかなか実用的なのです(そもそも価格が約2万円なので、面白グッズにしては高すぎるのですが……)。

 最初は恐る恐る両手の人差し指だけでキーを叩いてみました。これがなかなか快適に入力できます。キーピッチは1.9センチで、これは一般的なノートパソコンのキーボードとほぼ同じ。キーを打ち間違えることはありません。また、キーボードが描かれるのは、本体からの約9センチ〜20センチの範囲。これならファストフード店のカウンター席でも十分に使えそうです。

 一方で、両手のすべての指を使う入力にはコツがいります。というのも、キーを叩くべき指以外の指(特に小指)が机に触れそうになると反応してしまうからです。キーを叩いた後に、意識的に手首を使って手全体を机の面から離すようにすると、うまく入力できます。

 本体の重さは約78グラム。大きさも手ごろなので、カバンに忍ばせておいても苦になりません。バッテリー駆動時間は、約2時間半。外出先で一時的に使うなら十分でしょう。カバンから取り出して机を叩く――、その光景に周囲の人々がアッと驚ろくスグレモノです。


[注]スマートフォンなどで採用されている日本語の入力方式で、「あ」に触れると、その周囲に「い」「う」「え」「お」が表示され、その方向に指をスライドさせると入力できる。「お」を入力するのに5回もタッチする必要がなくなる。


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