色の3属性の中で最も理解しやすい要素が、色合いを示す色相だ。ただし、フォトレタッチソフトで色相を扱う場合は気を付けなければならない。単純に色相を変えると、図1の写真のように本来の色調とはかけ離れたものになってしまう。
PHOTOSHOP ELEMENTS 8の場合、色相は「画質調整」→「カラー」→「色相・彩度」で調整する。この設定画面は、色を円状に示した色相環と密接に関係している。つまみで指定した数値は円の角度に対応しており、その分だけ色相環を回転させると考えれば分かりやすい。
図1は、色相の値を「+77」に変更した例だ。実際に、色相環を77度回転させてみよう(図2)。(1)の位置の色は、回転前は黄色だったが回転後は緑。(2)は、赤紫が橙のような色になっている。この対応は、「色相/彩度」ダイアログボックスの最下部のバーでも確認できる。
図1を見ると、確かにこの通りに色が変化している。補正前に黄色かった花の色は、補正後は緑。その上にある赤紫の葉は、橙に変わった。
このように、色相を変化させるということは、指定量だけ色をずらすことと言える。試しにつまみを逆方向に動かし「−114」とすると、全体が紫っぽくなった(図3)。
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