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2010年2月4日 page:1/2次へ

赤外線通信(infrared transmission)

老若男女が手軽に使え、ほとんどの携帯電話が搭載

平野 亜矢=日経パソコン

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出典:日経パソコン 2009年9月28日号(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

【技術の特徴】

 赤外線通信とは、赤外線を介してデータ通信する技術。テレビやエアコンのリモコンから、パソコンや携帯電話の通信インタフェースまで、幅広く使われている。

 赤外線は人間の目に見えないが、光の一種だ。赤外線通信では、この見えない光をオン/オフすることで、デジタルの0と1を表現し、データを送信している。

 赤外線通信は、「比較的容易に高速化できる」(IrDAの北角権太郎会長)という。光や電波を使う無線通信では一般に、波長が短く、周波数が高いほど同じ時間でより多くのデータを送れる。赤外線は無線LANなどで利用する電波よりも周波数が高い光であるため、高速な通信が可能なのだ。半面、周波数が高いと直進性は強くなる。伝送距離が短く、送信部と受信部が向かい合っていないと通信できない。

 赤外線にはさまざまな種類があるが、パソコンや携帯電話が採用しているのは、業界団体のIrDA(Infrared Data Association)による規格だ。1993年に規格化作業を開始し、現時点では6つの規格がある(図1)。

【赤外線通信(IrDA)の規格】
図1 赤外線通信のIrDA規格には、伝送速度が異なる複数の規格がある。2009年に1GbpsのGiga-IRが追加、2010年には10Gbpsの技術も規格化予定。なお、実効速度は最大伝送速度の9割程度
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