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メアド、そろそろ替え時だろうか(第21回)

2008年2月20日 page:1/2次へ

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 メールアドレスを初めて取得したのはいつだったか。おそらく10年くらい前のはずだ。ふとそんな疑問がわき、普段使うメーラーの[ヘルプ]メニューを開いてみた。メーラーは「Becky! Internet Mail」というシェアウェアで、メールアドレスを取得した半年ほど後に購入したものだ。[ヘルプ]メニューにはライセンスコードが登録してあり、それを見ると「9712」という数字で始まっていた。これで分かった。インターネットのメールアドレスを初めて取得したのは97年だ。

 やはり、想像していたとおり10年だ。なぜこんなことが気になったかというと、昨今のメール使用環境と関係している。もしかしたら筆者のメールアドレスは転換期を迎えているのかもしれない。その原因は一言で言うならスパムである。10年もずっと同じアドレスを使用していると届くスパムは半端ではない。

 メールアドレスはメールのやりとりだけではなく、アンケートやメルマガなどに登録したり、掲示板に書き込むときにも使ったことがある。そのうちにスパム送信者のリストに載ってしまい、今では毎日山ほどスパムが届いている。

 なおこのアドレスと同時期に取得したメールアドレスがもう1つあるが、こちらはメールのやりとりにしか使っていないせいかスパムは全く届かない。サーバー側でのスパムブロックも有効に機能しているのだろうが、スパムが届かないのは外部に露出していないからだ。ペーパードライバーなら違反切符を切られないのと似ている。

 これが示すように、スパム対策として複数のメールアドレスを使い分けるのも有効だ。信頼ある相手との連絡向けと、それ以外の用途でメールアドレスを分けてしまうのだ。スパムが届くのを覚悟で使うメールアドレスはスパムフィルターがしっかり施せるサービスであることを確認したインターネット・サービス・プロバイダーのものを使ったり、いっそ適当なころ合いを見計らってアドレスを変更してしまうのもいい。

 そもそもスパム対策には何から手を付けるべきか。やはりスパム対策にはまずはスパムフィルターが有効だ。だが万全ではない。たまに誤認があるのだ。特にスパムフィルターを使い始めてしばらくの間は要注意だ。スパムではないメールなのに、勝手にスパム扱いされることが起こり得る。親しい知人のメールが「迷惑メール」に分類されてしまうことだってある。

 だからスパムフィルターのブラックリスト、つまり「迷惑メール」と判断するリストはそれぞれのユーザーで確認して磨き上げる必要がある。ちょうど日本語変換の辞書を鍛え上げるというのに似ているかもしれない。そして、たまには「迷惑メール」に分類されたメールを確認しておこう。懐かしい友人からのメールがうっかり「迷惑メール」として分類されていることもある。

 受信するスパムであれば、こうしてフィルターをかければ多少量が多くても振り分けてしまえばいい。これはかなり前から変わらない。だが状況が変化してきたのはこちらから送信するメールである。


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