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人気のハイビジョンビデオカメラがiMovieで編集可能に

2007年7月31日 page:1/3次へ

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 ハイビジョン映像を記録できるビデオカメラが注目を集め始めているが、Macでは扱えないものが多く、選択肢にご不満の方も多かろう。最近注目を集めているフラッシュメモリー記録型の超小型人気機種ではAVCHDという動画記録フォーマットを使っていて、これがMacでは簡単には扱えないのだ。ところが、7月、待望のソフトが登場してきた。

同じMPEG-4なのにくやしい

 AVCHDフォーマットというのはハイビジョン(HD)映像を含む動画をギューッと圧縮する手法の総称で、DVDメディアやフラッシュメモリー、ハードディスクなどに長時間の動画映像をコンパクトに収めることができる。2006年松下電器産業とソニーが基本仕様の策定を行い、対応製品が次々に登場している。

 ハイビジョン映像を手のひらに収まるほどの小形ビデオカメラに録れるというので最近の家電商品の人気アイテムになりつつある。2007年4月にはパナソニックからフルハイビジョン(1920×1080)が撮れるハンディビデオカメラが登場してますます関心が高まっている。

 規格の仕様内容はMacでもおなじみの技術用語がたくさん出て来る。圧縮するためにはMPEG-4 AVC/H.264という方式を使い、音声記録にはドルビーデジタル(AC-3)を使い、MPEG2-TSという多重化方式を採用している。小さなフラッシュメモリーにも十分な動画を保存できるように、圧縮効率はとても高い。4GBのメモリスティックに約30分のHD映像を収録できる。

 ここに登場する細切れの技術単語を見ると、見覚えのある単語が並んでいる。MPEG-4もH.264もAC-3もMPEG2-TSもMac標準の動画ソフトQuickTimeがお得意とする技術仕様ばかりだ。

 これだけを見て、撮った映像ファイルをMacに持ち込めば、簡単にiMovie HDなどで編集できると考えると大間違い。iMovie HDはその名の通りHD映像を編集できるソフトだからできて当然と思い込んでも不思議はないが、AVCHDはファイルをさまざまな型式の記憶デバイスに記録できるようファイルフォーマット、そして圧縮の状態を記録するデータ型式に独自の規格を導入した。それにより、Macに「ファイルのかたまり」として読み込めたとしても、動画編集ソフトでは扱えない。

 AVCHDは新しく登場した動画フォーマットだけに、対応する製品は未だ少なく、これらのハイビジョンビデオカメラで記録したDVDを家庭のDVDにかけても再生できないし、場合によっては機械の中に吸い込まれたまま取り出せなくなってしまうなどの事故さえ引き起こす。

 最新のハードディスクレコーダーやBlu-ray Discプレイヤーなどではビデオカメラからのメモリーを差し込むと再生やダビングができる製品も出てきてはいるがまだ一般的ではない。また、編集ソフトはこれらのビデオカメラに同梱されてはいるが、Windows機専用で、Macで扱うことはできない。

[選択肢はビクター、エブリオかテープ機のみだったが:次ページへ]


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