エクセルには、ファイルに「パスワード」を設定し、保護する機能がある。これを設定したファイルを開くと、パスワードの入力画面が現れ、正しいパスワードを入力しない限り、中身を表示することができない。関係者以外に見られては困る重要なファイルなどに設定し、情報の漏洩を防ぐための機能だ。設定には、「名前を付けて保存」画面で「ツール」メニューの「全般オプション」を選べばよい。エクセル以外でも、こうしたパスワード保護機能を備えるソフトは多いだろう。
ところが、こうしたパスワードを“解読”し、無効にしてしまうツールがインターネット上で流通しているらしい。「自分で設定したパスワードを忘れてしまったときに、それを取り戻すためのツール」として売られているようだが、当然、他人が設定した秘密のパスワードをこじ開けることもできてしまうはずだ。これは問題ではないだろうか?
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そもそもエクセルで「読み取りパスワード」を設定すると、そのパスワードは、設定したエクセルファイルの中に、暗号化されて記録される。しかし、決まったルールに従って暗号化され、ファイルを構成するデータ内の決まった場所に記録されているのだから、エクセルに詳しいプログラマーの手に掛かれば、パスワードの解読は、それほど難しくないという。
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