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2007年8月10日

住宅ローンの返済額を計算する

PMT関数

日経PC21

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(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 住宅ローンなどで、返済額が一定になる「元利均等払い」をする場合、毎月の支払額を求めるには、PMT関数を使う。引数に「利率、期間、−借入金額」を指定すると、月ごとの支払額を算出できる。

PMT(ペイメント)関数
=PMT(利率,期間,−借入金額)
■定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、貸付に必要な定期支払額を算出する

 ここでは、毎月の均等払いと、ボーナス時に払う分の金額を分けて計算する。

 ローンの条件である「利率」「期間(年)」「借入金」「借入金のうちボーナス時に払う分」は事前に表にまとめておく(下図のA2〜B5セル)。例では、年利2.2%の35年ローンを組んで総額2000万円を借り入れて、ボーナス時に合計800万円払うこととする。つまり、ボーナス以外に毎月支払う金額は合計1200万円分になる。

 まず、毎月の支払額を求めるPMT関数の引数を設定していく。

【月ごとの支払額を計算する】

 「利率」は月当たりの利率を指定したいので、年利を「12」で割る。「期間」は年数に「12」を掛けて月数に直す。「借入金額」は借入総額からボーナス払い分を引いた金額をマイナスで指定する。D2セルには「=PMT(B2/12,B3*12,-(B4-B5))」という式を立てればよい。

 ボーナス時の支払額を求めるPMT関数の引数も考え方は同じだ。「利率」はボーナス払いの場合、年2回なので、年利を「2」で割る。「期間」は「年2回」なので年数に「2」を掛ける。「借入金額」はボーナス払い分の金額をマイナスで指定する。D3セルの式は「=PMT(B2/2,B3*2,-B5)」となる。

 これで月ごとの支払額がわかる。ボーナス払いのある月は、「=D2+D3」が支払額となる。また「年間返済額」と「累積返済額」も算出できる(下図)。

【「年間」と「累計」の支払額を算出】
D4セルの「年間返済額」は、月単位の支払額に12(カ月)を掛けた金額と、ボーナス時の支払額に2(年2回分)を掛けた金額を足して算出。「累積返済額」は、年間返済額に「年数」(B3セル)を掛ける

 なお、実際のローン支払額は、融資の実行日や支払い期日などの設定によって、PMT関数で求めた金額とは違いが出る。また、PMT関数は固定金利を前提とした計算のため、金利の変動については考慮されていないので、注意したい。


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