前回に引き続き、「先端技術と研究開発のリサーチデザイン」の可能性について総括してみたい。2004年度にインタラクションデザイン賞を受賞した日立製作所の「ミューチップ」にも、研究開発とデザイン開発を連携させようという、優れ...
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これまで連載のスペシャル企画として、日本のグッドデザイン賞受賞作品をモチーフに、やさしいITの可能性を鳥瞰してきた。そのシリーズの最後は、「先端技術と研究開発のリサーチデザイン」について考えてみたいと思う。
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前回からお伝えしている「術のデザイン」は、環境対応においてもその成果を発揮してきた。その象徴としてここでは、1999年のグッドデザイン賞を受賞した、「リコー再製造アナログ複写機」をご紹介したいと思う。
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今回は、「術のデザイン」が形にしたグッドデザインプロダクトをご紹介しよう。レンズ、ファインダー、シャッターさえ機能すれば、撮影はできる。この極めて合理的、かつ単純な発想で開発された、レンズ付きフィルム「写ルンです」である...
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「日本であることのこだわり」のデザインを考える時に、避けて通れないのが、日本の町工場の参画、すなわち基盤技術と熟練技能のデザインである。この問題を考える時に特筆したいのは、ハワイ島マウナケア山頂に誇り高くそびえ建つ、「す...
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前回、日本のグッドデザインが目指すべき価値観として、「日本であることへのこだわり」「術のデザイン」「先端技術と研究開発のリサーチデザイン」を提起した。そのキーワードを象徴する近年のグッドデザイン賞受賞作品を、その意味する...
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この連載のスペシャル企画として、今回から数回、日本のグッドデザイン賞をテーマに、ひとにやさしいITのこれからの潮流について考えてみたいと思う。
実は、1957年に創設された「グッドデザイン賞」は、今年で50周年を迎えた。...
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携帯電話そのものを、ディスプレイとキーボードだけにしちゃえるかも。工学デザイナーの山中俊治さんは今、そんな未来的なプロジェクトを進めてきた。相方は、ウィルコム。その初段の成果が、画期的なサービスシステムのデザイン、「WI...
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山中俊治さんがNTTドコモに提案した、社内向け携帯電話の汎用インターフェイス実験機。「OnQプロジェクト」、またの名を「ユーザーインターフェイスプロジェクト」の実体とはいかなるものなのだろうか。それは、簡単に言えば、機能...
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大根おろしから、新幹線のデザインまでを手掛けてきた天才インダストリアルデザイナーの山中俊治さん。そんな彼の有名な仕事に、JRの「Suica」システムのデザインがある。
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究極のユニバーサルデザインとは、もっとローカルで、個別なもの。ここで、山中氏と共感したのは、「ローカルカスタマイズ」というキーワードである。そのポイントは、商品群全体として、誰もが欲しいものが選べる、チョイスできる仕組み...
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「やさしいITのハードは、まずは"技術と触った時の感触"を大切にしないとダメ」。初っぱなからこうご提言いただいたインダストリアルデザイナー、山中俊治さんに、氏が最近手掛けた、触った時の感触を大切にデザインした、ユニークな...
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「やさしいITをハードウエアとしてどう実現していくか、ちょっと哲学的な部分も含めてお話してみたいと思います。ITテクノロジーをうまく取り入れることができなかった人々の背景には、それこそ視覚情報はすごく発達してきたし、音声...
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尊敬する畏友、京都造形芸術大学の竹村真一教授。彼とのダイアローグシリーズは、今回で最後である。実は、インタビューの後段の議論は、人類学、人類史の話で盛り上がることになった。
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インターネットエキスポ日本館のコンテンツ制作を手掛けてきた京都造形芸術大学の竹村真一教授。今回は「ブレシング・アース」、あのリアルタイムな世界地震の発生状況を可視化したシステムの詳細について聞いてみた。
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「インターネットが普及し始めた90年代頃から、僕は「情報蛇口」なんて概念を提案していたんですね。自分が飲む水がどこからくるのかも分からない不健全さ、水の来し方行く末も分からない鈍感さに対して、できることがあるばすだと考え...
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彼は、地球全体を博覧会場として巻き込むために、地球のあらゆる場所に万博への入口としての対話の窓を設けた。マルチメディア地球儀「触れる地球」で、環境問題や生きた地球のダイナミズムを可視化して見せるとともに、インターネット技...
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情報人類学者の竹村真一京都造形芸術大学教授は、学者然とした美丈夫の風貌と語り口を持っているものの、その活動は常にプラグマティックで、ネットワークを駆使した実践的、先進的な情報デザイン活動をこれまでにもさまざまに形にしてき...
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私は2000年に、東京大学の沖大幹先生らとともに「千年持続学会」を創り、現在も同学会の理事を務めている。千年先の未来まで、持続可能な技術、素材、社会基盤を、異分野のサイエンティストたちで探ろうという研究活動を進めている...
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過去三回に渡り、成城大学の野島教授のご提言をお聞きしてきたが、そんな先生からご紹介を受けた一冊の本がある。TOTO出版から出ている「地球家族」という本である。その中に、ある日本人家族の家の中から、すべてのモノを全部屋外...
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【赤池 学(あかいけ まなぶ)】
1958年東京都生まれ。1980年筑波大学第二学群生物学類卒。日本で初めて「ゼロ・エミッション」の考え方を紹介した、国連大学学長顧問のグンター・パウリ氏の著書「ゼロ・エミッション(ダイヤモンド社刊)」の監修・訳を手がける。自ら設立したユニバーサルデザイン総合研究所所長として、製造科学・哲学分野の執筆、講演活動、ユニバーサルデザインに基づく製品開発、地域開発等を行う。現在、中国対外経済貿易大学客員教授、武蔵野美術大学講師、日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞審査委員、経済産業省産業構造審議会産業技術分科会委員、文部科学省革新技術審査委員会審査委員、農林水産省バイオマス・ニッポン総合戦略推進アドバイザリーグループ委員等を務める。
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