熊本県の阿蘇にある黒川温泉をご存じですか。今でこそ日本で1、2の人気を争うほどの人気温泉地ですが、それはほんのここ数年の話です。20年ほど前までは、どの旅館も黒川温泉ならではの良さというものを見いだすことができず、観光...
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地域通貨によって住民同士の相互扶助が活発になると前回はお話ししましたが、これから訪れる格差社会では、その相互扶助が非常に重要になります。
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法定通貨が国の経済を回すためのお金であるのに対し、地域通貨は地域のコミュニティを活性化させるためのチケットです。体の不自由な人の代わりに買い物をするなど、地域に貢献したらチケットをもらう。そのチケットをためて、地域の誰か...
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前回までご紹介してきた埼玉県川口市は鋳物の町、今村昌平監督、吉永小百合主演の名作「キューポラのある街」の舞台としても有名です。実は、この町にキューポラという名前の小さなチケットが流通しています。市民が清掃活動や環境問題...
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自治体だけに限りませんが、情報システムの刷新というのは、実に難しい課題です。前回、自治体EA事業を行ったケースとして川口市を紹介しました。実は、総務省から自治体EA事業のモデルケースにならないかという話があったとき、川口...
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適切な目標を持つことは、その人の能力をうまく引き出すことにつながります。それは主体が組織となっても変わりません。いえ、むしろ、複数の人間が関わるときこそ、各人が納得できる共通の目標が必要となるでしょう。組織を構成する個...
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地域SNSは、必ずしもすぐに軌道に乗せられなくてもいいと、前回は申し上げました。その試行錯誤の過程で、いかに紙文化からWeb文化への意識改革が必要か、自治体の職員は知ることになるからです。地域SNSという1つの取り組み...
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地域SNSなんてお役所主導でやってどうするんだ、新しいシステム開発費だって馬鹿にならないだろうに、という思いで、前回のコラムをご覧になった方もいるかもしれません。実は、今、長岡市と千代田区で動いている地域SNSのシステム...
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地域SNSという取り組みがあります。総務省が音頭をとり、2005年8月から千代田区と長岡市でそれぞれ「ちよっピー」、「おここなごーか」というSNSが実証実験として運営されてきました。今年度には大垣市など10カ所へと拡大し...
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総務省は現在、新潟県長岡市や東京都千代田区で、地域SNSの実証実験を行っています。実は同じような試みは以前からありました。インターネットを利用して住民の地域参加を活性化させようという取り組みが全国で行われ、そこで中核的な...
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マニフェスト運動をしていると、公約とマニフェストはどう違うのかという質問をよくいただきます。公約は、皆さんご存じのように、単なるスローガンに過ぎません。理想の話ばかりで、いかに実現させるか、という実施に関わる部分が抜けて...
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今回は前回に続いて、ITの普及によって社会の根本構造が変わろうとしている今、日本の政治にはどのような変化が起きうるのかを考えてみたいと思います。
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ITによって、日本の社会には分権・分散という大きな変革が起こりつつあります。しかし政治を見ると、従来の多党制から、自民党と民主党による二大政党制へと向かっている。多党制の方が多様な価値観を包含できそうですから、時代に逆...
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自民党の総裁選の話題が多く報じられるようになってきました。今回はちょっと趣向を変えて、政治の世界がどう変化してきたのかを考えたいと思います。
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地方分権の時代には、自治体だけでなく、主権者も変わらなければなりません。自治体が国から自立するように、主権者も自治体から自立することが求められます。
医療は現在、インフォームド・コンセントによって質を向上させようとし...
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私がずっと重要性を主張してきたマニフェスト。これが果たした役割の重要性は選挙を契約制にしたという点にこそあると考えています。
今までの選挙公約は、選挙が終わるまでの約束にすぎず、破られることを前提に政治家を選ばなけ...
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先日、社会保険庁の醜態がまたしても世にさらされました。当人の確認を取らずに、未納者の国民年金保険料を不正に免除して、納付率が向上したように見せかけていた問題です。国民のための制度を自らの保身のために悪用したわけですから...
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「会社のDNA」といえば、目に見える形にはなっていなくても、その社員に脈々と受け継がれ、あまねく浸透している社風や文化を指します。以前、ITが形式知であるのに対し、紙文化は暗黙知であるというお話をしました。DNAは、この...
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言葉は思想を持ちます。ITからICTへ言葉が変わったのは、ハード優先からソフトの充実へと、情報化のステージが進んだことを反映しています。これは以前ご説明したとおりです。今回は別の例を紹介しましょう。
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新しい時代を切り開くには理論も大切ですが、実践もまた重要です。今回はICT活用の先進事例を2つご紹介しましょう。
韓国はITの先進国として知られていますが、なかでもソウル市江南区は、電子行政に熱心に取り組んでいる自治体...
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【北川正恭(きたがわ まさやす)】
1944年生まれ。1967年早稲田大学第一商学部卒業。1972年から三重県議会議員3期連続当選、1983年衆議院議員初当選(4期連続)。任期中、文部政務次官を務める。1995年、三重県知事当選(2期連続)。「生活者起点」を掲げ、ゼロベースで事業を評価し、改革を進める「事業評価システム」や情報公開を積極的に進め、地方分権の旗手として活動。達成目標、手段、財源を住民に約束する「マニフェスト」を提言。知事を2期務め、2003年4月に退任。現在、早稲田大学大学院公共経営研究科教授、「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)代表。(北川正恭オフィシャルウェブサイト:http://www.office-kitagawa.jp)
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