一般に、ウイルス対策ソフトは初期導入費用を支払えば、1年間パターンファイルを最新版に更新できる。以降は新たに更新料を支払ってライセンスを延長しなければならない。ライセンス有効期間中なら、次バージョンへのアップグレードは無償だ。
例外的にソースネクストのウイルスセキュリティZEROは、初期導入費用を支払えば、Windows Vistaのサポートが終了するまでパターンファイルの提供を受けられるという。各製品の料金をまとめてみると(下表)、ウイルスセキュリティZEROと、6カ月の試用期間後は年間980円で利用可能なキングソフトインターネットセキュリティ2007の2製品が圧倒的に割安なことが分かる。
初期導入費用に関しては、家電量販店などの店頭でパッケージを購入するよりも、メーカーの直販サイトやオンラインショップからダウンロード版を買った方が安いことが多い。それでもパッケージが欲しい人は、目当ての製品に「優待版」「乗り換え版」と呼ばれる他社製品からの乗り換えユーザー向け割安パッケージがないか確認してみよう。
2007年初頭にマイクロソフトが出荷予定のWindows Live OneCareは、3台までのパソコンで利用可能だ。それに合わせてか、ウイルスバスター2007 トレンドフレックスセキュリティやF-Secureインターネットセキュリティ2007、パンダアンチウイルス+ファイアウォール2007のように標準パッケージで3台まで利用可能な製品が出てきた。
また、製品によっては複数ユーザー向け/複数年にわたるパターンファイル更新が可能なパッケージが用意されている。これらは標準パッケージを複数個、複数年にわたって購入するより割安な価格に設定されている。そこで、家庭内で複数のパソコンを利用する場合の参考に、3台のパソコンで3年間利用するケースを想定して、最低限必要となる料金を計算してみた(表の右端)。低価格製品に加えて、標準で3台のパソコンで利用できる製品のお得感が目立つ。
なお、「更新手続きが面倒だ」という向きは、契約プロバイダーから月額版の対策ソフトが提供されていないか確認してみよう。機能面ではパッケージやダウンロード版の製品と変わらず、1カ月当たりの定額料金で、最新版のソフトとパターンファイルが利用可能だ。料金は接続料と一緒に徴収される。価格はプロバイダーによって異なるが、1カ月に430円から520円程度。月額版は一見するとお得な気がするが、1年間にかかる費用を概算すると、同じソフトのパッケージ版の価格より安く、ダウンロード版よりは高くなることが多い。3年間程度継続して使用する場合、月額版の方がパッケージ/ダウンロード版を更新して使用するより割高になることもある。
| 【ウイルス対策ソフト購入形態別の価格】 |
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