Outlook Express(OE)に設定したメールの自動振り分けルール(メールルール)をバックアップするにはどうしたらいいか。OE自体にはメールルールのバックアップメニューはない。レジストリに登録された情報を直接バックすることになる。
レジストリに登録された情報を操作すると、ときとしてパソコンの動作が不安定になることがあるので十分に注意する。また、万が一に備えてシステム全体のバックアップを取っておくことをすすめる。
●レジストリエディタを起動
バックアップするにもバックアップしたデータを復元するにも、「レジストリエディタ」を使う。「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」で開く画面で「regedit」と入力して「OK」ボタンを押す
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| 図1 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選び、開く画面で「regedit」と入力して「OK」ボタンを押す |
●ルールバックアップ
メールルール情報をエクスポートしてバックアップするが、ルール情報が保管されている場所「HKEY_CURRENT_USER\Identities\ユーザー番号\Software\Microsoft\Outlook Express\5.0\Rules」を開き、その中の「Mail」情報をエクスポートする。このとき、「ユーザー番号」は個々のユーザーによって異なる。また、同じ階層にある「Block Senders」は「送信者の禁止」で設定した内容だ。これも一緒にエクスポートしておくと良いだろう。
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| 図2 「レジストリエディタ」画面が開く。「HKEY_CURRENT_USER」→「Identities」→{ユーザー番号}→「Software」→「Microsoft」→「Outlook Express」→「5.0」→「Rules」→「Mail」の順にクリックする。「Mail」の上で右クリックし、現れるメニューから「エクスポート」を選ぶ |
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| 図3 任意のフォルダや記録メディアに、ファイル名を付けて保存する。ここでは「mail_rules」とした。「.reg」は自動的に付くもので、変更しない |
●ルールの復元
ルールの復元は少し手間がかかる。というのも、バックアップ時に辿った階層途中の「ユーザー番号」は、パソコンに自動で振られるもので、パソコンによってや、同じパソコンでも初期化後では異なる場合が多い。そこで、バックアップファイルに記録されたユーザー番号を、復元先のパソコンのユーザー番号に書き換える必要がある。そのためには、エクスポートしたレジストリファイルをメモ帳などで開き、ユーザー番号を復元先のパソコンのユーザー番号に置換する。それができたら、ファイルをダブルクリック。これでメールルールのレジストリ内容が置き換えられ、OEにメールルールが読み込まれる。ただし、ルールで指定したフォルダが取り込んだOEには存在しないために処理できないという場合があるので、必ず確認するようにしよう。
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| 図4 図3で保存したファイルを復元先のパソコンのメモ帳などで開く。データ内の「Identities\」の直後にある「{}」で囲まれた数字をドラグしてコピーした後、「編集」メニュー→ |
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| 図5 「置換」画面の「検索するも文字列」欄にペーストし、いったんこのままにする |
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| 図6 復元先のパソコンで図1の手順でレジストリエディタを開き、「HKEY_CURRENT_USER」→「Identities」→{ユーザー番号}の順にクリックした後、画面右側に表示された「User ID」をダブルクリックする |
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| 図7 「文字列の編集」画面が開くので、「値のデータ」欄に表示された文字列のうち、「{}」内の文字列だけをドラグしてコピーする |
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| 図8 図5の置換画面に戻り、図7でコピーした文字列を「置換後の文字列」欄に貼り付ける。「すべて置換」ボタンを押して置換を実行したら、ファイルを上書き保存する |
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| 図9 ユーザー番号の書き換えが終わったら、レジストリファイルをダブルクリックだ。これだけで復元先のパソコンで、メールルールのレジストリ情報が書き換えられる。レジストリに追加するかの確認画面が出たら「はい」ボタンを押す。正しく書き換えられた確認画面が出て「OK」ボタンを押したら完了だ |
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| 図10 復元先のパソコンでOEを起動し、「ツール」メニュー→「メッセージルール」→「メール」を選んでルール画面を開いてみよう。復元できてもルールに指定していたフォルダなどがないなど、ルールに設定した条件やアクション内容によっては修正が必要だ |

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